夏の醍醐味!防府といえば絶品鱧料理!

鱧料理の名門、桑華苑さんで天神鱧のフルコースを堪能してきました。

梅雨も明け夏真っ盛りのこの頃、この時期に一番旬をむかえる魚がいます。

そう、鱧(はも)です😋

そんな防府の天神鱧は、今が食べごろと聞いていたので、ずっと食べたいと思っていましたが私にも食べる機会がやってきました!

今回は料亭 桑華苑さんで天神鱧フルコースの食レポです🤤

(私の舌で大丈夫か不安…)

もともと夏の風物詩として関西で珍重される鱧。

山口県は、鱧漁が盛んな地域です。

なかでもここ防府市の海は遠浅で砂泥状の海底が広がていて、鱧にとってはこれ以上ない生息地。

京都の鱧も結構な量が防府から出荷されたものだとか…

むしろ新鮮さは防府で食べたほうが抜群にいいはず!

ちなみに高級料亭のようなところは人生で初めてになります😅

中に入ると珍しいものを発見!

いつの電話でしょうか、モダンでレトロな感じ。

現代でも使いたくなる見た目です!

そのまま庭の景色や模様を眺めながら部屋へ

食事部屋は広くゆとりがあり、天井には換気できる装置がついていました。

いまのご時世、コロナウイルスが気になりますが、安心できる環境でした😃

さて前置きが長くなってしまいましたが、皆様お待ちかねの天神鱧料理実食と行きます!!

※料理の品数も種類も多かったのでところどころ割愛させていただきながらのレポートです、ご了承ください。

一品目「鱧の南蛮漬け」

私は、釣りに行くので子アジや子サバの南蛮漬けはよく食べますが、鱧は当然ながら初体験!

南蛮漬けは、作り手によってかなり味が変わる料理と思っていますが、桑華苑さんの南蛮漬けは、

すっぱさが控えめで、ほのかな甘さを感じつつ鱧のほくほくした食感を味わえました。

薬味っぽい味も感じましたが上のカイワレだったのかな?🤔

しかしまぁ、これがビールによく合います!

二品目「鱧そうめん」

(もうしわけありませんが、データを紛失してしまい鱧そうめんだけ撮れていませんでした。)

これはそうめん?はじめて食べる食感とうま味!これは間違いなく絶品🥰

鱧のすり身を麺状に練り込んで作られているようです。

しっかりとしたのどごしに、梅のの風味を感じるつゆと絡んだ鱧の味が広がります!

これでご飯10杯は食べれます!

あと薬味が好きなので生姜がそえられているところが好きです😋

三品目「鱧笛のお椀」

これが何かわかりますか?

なんとこれ、鱧の浮袋です!

いろいろな魚を食べてきましたが、浮袋を食べる日が来るとは。

お味のほうは、コリコリとした弾力のある不思議な食感で、

くさみは一切なく、上品な味わいでした。

魚によっては肝や目など特徴的な部位を食べることはありますが、浮袋はびっくりですね、しかもうまい!

四品目「鱧薄造り」と「鱧生肝」

内容は梅肉添えの「湯引き」(左)、表面が炙られた「鱧焼霜」(右)、

骨切りではなく、プロの技で骨が抜かれた「薄造り」(左下)と「海苔巻き」(中下)、

さらには「かわ」(中右)と「生肝」(上)

絶品と珍味の融合ですね。

はも塾塾長の桑華苑中谷社長曰く、鱧はほとんど捨てるところはなく、内臓まで料理として使えるのは、必ず“活き鱧”を使う『天神鱧』ならではとのこと😲

湯引きは鱧料理の中でもしゃぶしゃぶにつぐ王道料理になると思いますが、

鱧の素直なたんぱくな味に、梅肉の風味による相乗効果で鱧の深みが出ているように感じました。

薄造りと海苔巻きにおいては骨が抜かれているので、本当に一切の骨感がありません!イワシほどもないです!

まさに職人技。目をつぶって食べたら、鱧を食べていると思わないかもしれません!

防府に来ないと食べることができない代物ですね!

そして中でも一番美味しかったのは「生肝」。

参りました!

カワハギよりも濃厚な肝の味、かつ歯ごたえがあり、かむたびに濃ゆい味が広がり唾液も止まりません!

さながら高い味塩を付けた高い牛タンのようにも思えました。

そしてお酒が欲しくなったので追加しました🥂

白ワインを注文するとグラスがティファニーの物だったのがまた雰囲気が良く、嬉しいところでした。

夫婦でのお祝いや、デートでお勧めしたくなりますね。

ではワインで濃厚な味をリセットしたので続きまして…

五品目「鱧しゃぶ」

やってきました、鱧といえばこれですよね!

見てください、このきれいな切り身!

早く食べたい🥢

一度目は、お店の人に説明していただきながら鍋にくぐらせました。

さばきたての活き鱧の皮は、熱を通すとたちまち収縮するため、皮の面を下にして入れるのがポイントのようです👍

そうすることで収縮の際、細く切られた野菜をクルリときれいに巻き込みます。

そして野菜を巻き込んだ身をつゆにつけパクリ!

ほくほくの身とシャキシャキ野菜の食感、

これがプロの技といわないばかりの口当たり!

自然とほほに手を置いて笑顔がこぼれます😇

六品目「鱧フライ」

しゃぶしゃぶを食べている間に合わせて出てきましたコチラ!

上品な味わいだけではない!うま味のハードパンチャーでした。

やはり白身魚とフライはあいます!

そして最後にしゃぶしゃぶの出汁を使った、

七品目「鱧ぞうすい」と付け合わせの八品目「たきあわせ」

どちらも〆のタイミングにピッタリな優しい味。

そんな料理に合うお酒としておススメで頂いたのがこの日本酒

六三一(ろくさんいち)というこのお酒、山口県立農業大学校の学生さんが開発したようです。

ちょっとピリッとした辛口にフルーティな香りが鱧ぞうすいに合います。

最後まで満足感に浸りながら、「もう終わりか…」と寂しさも感じてしまいます。

食後のデザートにプリンまで出てきました。

もう何も言えません😭

「ごちそうさまでした。」

さて皆様に鱧のを伝えるべく、頭を振り絞ってレポートさせていただきましたが、

本当に、「美味い」しか言葉が出ないくらい美味いです😳

鱧がここまで美味しい魚と思っていなかったので、驚きを隠せていません。

身だけでなく、様々な部位を味わえる「天神鱧」。防府市でしか食べることができないので、

興味がわいた方は是非行ってみてはいかがでしょうか。

・たびたびほうふ天神鱧リンク

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たびたび日記

たびたびほうふ(防府観光コンベンション協会)のスタッフが地域のエトセトラをご紹介!

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国府跡の北側山麓にある神社
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