ディープな穴場スポット『富海』をクロスバイクで散策♪
Posted on October 22, 2020
便利なクロスバイクで富海を散策しながら、リアル宝探しに挑戦しました!
すっかり秋も深まってきた防府市です。
今回は、現在好評開催中の「リアル宝探し」に挑戦するため、富海に行ってきました!
レンタサイクルは、防府市観光案内所・まちの駅うめてらすで借りることができます。うめてらすでは、電動アシスト自転車(チャイルドシート付きもあり)・通常自転車・クロスバイク・タンデム自転車など、様々な種類の自転車を用意!
今回は初めてのクロスバイクに挑戦です!
片道8キロ弱、運動不足なので多少の不安を抱きつつ…出発~!
うめてらすからしばらく、県道58号線を走ります。
ここは交通量が多いので、少し注意!20分ほど走り、踏切手前の信号を右折して、細い小道に入ります。
ソーラーパネルのたくさんある十字路を左折して更に進むと…
突然現れる、海!!気持ち良い~!!
海が見えると上がるテンション。遠くには富海海岸も見えてきました。あと半分くらい!!
幸多き「たこつぼ」
高架下をくぐると、登り窯のある窯を発見!
こちらでは、たこ漁を支える「たこつぼ」を製造されています。
防府市の指定有形民俗文化財である登り窯を実際に見ると、とても味わいがあります。たこつぼは、たこが産卵する時に使われ、毎年新しい壺を作り、古い壺は海の中で土に戻るそうです。自然ってすごいですね。
このたこつぼ、道具として使われるだけでなく、「多幸壺(たこうつぼ)」と名付け、灯籠やオブジェとして市内のイベントなどで人気急上昇中です。
おだやかな海べりにたたずむ登り窯とたこつぼに感動…!ここでしか味わえない、いい気分です♪
そして再び、クロスバイクで走ること15分くらい…
富海、到着~!!おお~達成感(^^)
クロスバイクは軽いので、思っていたよりも楽ちんでした。
富海の船蔵通り
江戸時代、「瀬戸内の飛脚船(ひきゃくせん)」として栄えた、富海。
この蔵は、飛脚問屋・大和屋政助(やまとやまさすけ)の船蔵です。ここから多くの荷物や手紙、更には幕末の志士たちが、大阪へ向かいました。
今は静かな住宅地ですが、立っているところが昔は海に面しており、ここに船を横付けして、人や荷物の出し入れを行っていたそうです。
国津姫神社
海岸に面している、立派な大鳥居。今から約180年前(!)の天保10年に建立されました。
航海安全・交通安全・五穀豊穣の守護神として、古くから富海の人々に親しまれている、「国津姫神社(くにつひめじんじゃ)」の大鳥居です。
国津姫神社本殿の飾り瓦です。椿の花でしょうか?
瓦の上に花が乗っているのは魔除けの意味があるそうなので、同じ役割なのかも知れません。可愛くて、思わずパシャリ。
伊藤井上両公上陸の碑
今は何も残っていませんが……こちらは「伊藤井上両公上陸の碑」です。
初代内閣総理大臣の伊藤博文(いとうひろぶみ)と、大蔵大臣などを務めた井上馨(いのうえかおる)が、留学先のイギリスから、ここ、飛船問屋・入江磯七(いりえ いそしち)の家に立ち寄りました。
英米仏蘭の4ヶ国連合艦隊が下関を攻撃するという情報を新聞で読み、イギリスから慌てて帰国してきたのです。
結局、戦争を止めようとした2人の努力は実らず、ついに関門海峡で戦争が始まり、長州藩はこれ以降、国内外で厳しい状況に立つことになります。
ところでこの2人は生涯仲が良かったようで、「いつもコンビでいる」という意味の「御神酒徳利(おみきどっくり)」と呼ばれていたそうですよ(*´ω`*)
そして、ついに…!!
宝箱、発見!!!(やや水道メーターちっく)
いぇ~~い!報告書の富海公民館で終了!お疲れ様でした!!\(^o^)/
残念ながら、この日は富海にあるお食事処がお休みだったため、道の駅 潮彩市場防府まで戻り、遅めのお昼をいただきます。運動した後で、ご飯がいつもの2倍以上美味しい。
日頃、運動不足の私でも、想像以上に快適で、とても楽しい1日でした(^^)/
富海は道が狭いので、自転車がおススメです!ちょっとした小道で、思わぬ発見ができるかも…?
クロスバイクの乗車に不安な方は、貸出時に乗り方のコツも伝授してもらえるので、ご心配なく。
オマケ。1日付き合ってくれた相棒たちです。ありがとう!
富海は他にもおススメスポットがたくさん!別の日に遊びに来たブログもあるので、ぜひそちらもご覧ください(^^)/
たびたびほうふブログ:『富海ブルー』が似合う夏!