突撃!旧毛利家本邸画像堂の保存修理現場!
Posted on July 22, 2020
貴重な保存修理現場を見学してきました。
大正7年に建築された画像堂が、瓦の破損や雨漏りによる木材の痛みが激しくなってきたため、令和元年7月より修理修復工事が開始されました。
今回は、重要文化財の貴重な修復現場をレポートしたいと思います!
写真・画像堂の説明をする毛利博物館・柴原館長
画像堂は、歴代毛利家の画像(肖像画)や、毛利元就(もうり もとなり)の木造が祀られていますが、建物の造りについては、詳しい文献や資料がなかなか残されておらず、『元々の状態』を調べるのに、かなり苦労をされたそうです。
写真・修繕中の様子
ヘルメットを装着し、ドキドキの作業場へ…!
写真・修繕された瓦屋根
瓦も1枚1枚の状態をチェック。職人さんが叩いて確認をした部分もあるそうです。
文化財は「全て壊す」のではなく、「使えるものは利用し、残しながら修復をしていく」ことが大切。
写真・画像堂内部の見学の様子
見えないところで耐震補強をおこなったり、地道な作業ですが、こうした努力のおかげで貴重な防府の歴史を知ることができるんですねヽ(*>□<*)/
写真・釘隠し
職人さんの汗と技術の結晶、旧毛利家本邸画像堂は、今年の10月に保存修理が完了予定!
次回の保存修理は100年後…かも?ということなので、貴重な体験でした(^^)/
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