塩業と共に歩んだ町【三田尻塩田記念産業公園】
Posted on July 24, 2020
全国に3つとない「入浜式」製塩を体験できるめずらしい観光施設に行ってきました!
ブログをご覧いただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の山根です😁
今回は山根の「防府市観光日記」シリーズ第1弾をお届けします!
市内の観光施設の中でも体験施設として魅力的だった
「三田尻塩田記念産業公園」をレポートします。
この公園の所在地は「防府市大字浜方…」、ブリヂストンやマツダなど大きな工場がある場所です🚲
かつて三田尻浜にあった塩田も今は工場地帯。今も昔も産業の拠点です。
それでは!たくさんの見どころの中から、私のおすすめベスト3形式で発表します!!
■ベスト3「日本に3つしかない巨大岩塩(ポーランド岩塩)」
入口を通ってすぐ出迎えてくれるのがこの岩塩の柱!
ヴィエリチカ岩塩坑がある塩の名所、ポーランドから来たものです。
日本に3つしかないらしい😳
人生かけても食べきれなさそう…(食べてないですよ!おさわり禁止です!)
そして、迫力もさることながらすごいのはサイズだけではなく塩の結晶です!
この結晶は湿度が高くなると岩塩が溶け、乾燥すると固まるを数年繰り返した結果できたものです!
見に行くたびに成長する結晶を見るのも一つの楽しみですね😊
■ベスト2「山口県のピサの斜塔!?」
皆さまはこれをみてどう思われますか?
私は顔が( ゚д゚)となってしまいました。
この正体は鹹水(かんすい)から煮詰めて塩の結晶を採る釜屋とつながっている煙突(登録有形文化財)です!
皆さんも一度見に来てください!
目の前は広場と休憩場があるのでピクニックするのも良いかもしれません🍱
施設でもらった塩を広場でトマトやキュウリなど野菜にふりかけて食べてみたいですね。
■ベスト1「どうなってるの!?日本三奇矯と同型?、枡築らんかん橋」
どうにも渡るときは気が許せなさそうな出で立ち。(ここでは渡ることはできません)
誰が考えたのか、緻密に計算されたのがわかるとてもカッコイイデザインと機能性を備えた橋です!
江戸時代に日本三奇矯である甲州の猿橋(山梨県)をモデルに造られたと言われています。
昔の人の技術力はすごいですね。
「枡築らんかん橋」は入浜式塩田が構築されたとき枡築間の通路として入川に架せられた石橋。
ここのは移設されたもので実際に渡ることはできませんが、防府市内にほかにもあるようなので行ってみたいですね!
訪問される方の中にはこの実物を見たくて来られる方も多数いるとのこと!
そして石橋の下の水路にはチヌ(黒鯛)の稚魚が沢山いました。
つ、釣りたい、、、!
さて、ここまでベスト3を発表してきましたが、
皆さまに三田尻塩田記念産業公園の魅力が少しでも伝わっていればと思います。
私はここにきて防府市のことがまた一つ好きになりました!
ランキングには入りませんでしたが、館内は小さいお子様でもわかりやすい製塩やこの土地の歴史についての資料がいっぱいあるので、珍しいものが見たいだけではなく、いろいろ知りたい人にもおすすめの場所です!
私は珍しいものや雰囲気がいいものを見てたそがれるのが好きです!
また2020年10月18日には塩田まつりが行われる予定です。
普段の製塩体験だけではなく、釜屋での塩たきの実演があります!
(※詳細はコチラで確認ください:三田尻塩田記念産業公園塩田まつり)
私も遊びに行こうと思います。
帰りに塩やスタンプをポンッともらいました✨
集めるの楽しいですよね!
塩は家でおにぎりを作りましたが、ぶち美味かったです!
三田尻の塩はもう販売はされていないので、ここで貰える物のみとなります。
買えないのが残念ではありますが、むしろ激レアの塩が手に入って幸せます😊
~あとがき~
後に知ることになりましたが、うめてらすには毛利藩の伝統を受け継いだ塩が売ってありました!
どちらが好みに合うか気になって食べ比べ🧂
私の個人的な感想となりますが、
三田尻の塩のほうが食感が良く、一白海塩は香ばしい塩でした。
結論としては、用途によって変わるなと思いましたが、どちらも美味しかったです😋
ステーキには三田尻の塩、ウインナーには一白海塩!!
一白海塩はうめてらす又はネットショップでゲットできますよ🛒
それではまたの機会にお会いしましょう。