100体の仏像がある寺と念を込めた御守作り
Posted on August 24, 2020
重要文化財「周防国分寺」で御守作り体験に行ってきました!
こんにちは、地域おこし協力隊の山根俊哉です😀
突然ですが、皆様は正月などでお寺や神社に行ったとき御守を買いますか?
私は毎年買っています!
神頼みというわけではないですが、持つことによって少しでも恩恵を得たり、
物事をポジティブにとらえられるようにしたりと、気持ちに余裕を作るために購入します。
そして防府市にはそんな御守を自分で作る体験ができる場所があります。
重要文化財にも指定されている周防国分寺です🧐
御守を作るとはどういうことなのか、なかなかイメージできないですよね。
なにかこう、気を溜めて作るのか?
はたまたよくある御守の袋を縫うのか?
など妄想をしていましたが、気になりはじめた時にはもう足が動いており
気づいたら周防国分寺にやってきていました🚴
周防国分寺の金堂は正面から見ると奈良の東大寺ほどではもちろんないですが、
遠近感が少しおかしくなるサイズの大きさです!
近づいていくと、金堂の右側に大きな石像がありました。
四国のお遍路の始まりと伝わる衛門三郎の像のようです。
由緒書きがありましたが、木の枝をよけながら読ませていただきました。
普段でしたら「枝の繫茂で見づらい!」と思ってしまいますが、
今日は不思議と木々の生命力の力強さに目を細めてしまいます。
そしてそのまま周りを散策。
反対側に行くと、大きな欅の木がありました。
寺の大きさと比較してもわかる通りかなり大きいです。
すでにパワーをもらえてそう💪
金堂周りの散策も楽しんだので、
そろそろ本題に戻り、中に入って御守作りと行きましょう!
※通常、金堂内は撮影禁止です。特別な許可をもらって撮影しております。
金堂内に入り、まずはお線香をあげましょう。
障子の間から本尊藥師如来坐像がのぞいています。
国分寺の本尊は、創建当初は釈迦如来であったようですが、
奈良時代の終わり頃から平安初期に藥師如来に替わったそうです。
奥に入ると金堂の中心、多くの仏像が姿を見せてくれました。
威圧感がすごい、ちょっと怖いですが迫力があって見ごたえがあります。
沢山ありすぎて紹介できないので是非見に行ってみてください。
※詳細は周防国分寺のホームページへ!
仏像正面の座席に案内され、お札?をもらいました、
これが御守になるようですね👍
説明を受けた後、場所を移し御守を作る作業場に来ました。
まずは体を清めるため、かるく塗香を体にぬります。
そしてお札に願い事と梵字を自分でカキカキ_/o(゚ω゚`)
ちょっと陰陽師になった気分になりました。
記載した後は住職さんに渡し、印を押し念じてもらいます。
一緒に願い事が叶うよう入念に念じます👏
生きている人々が幸せに暮らせることを願って建てられたこの場所で、
お祈りするのは感慨深いものがあります。
完成したお札は隠さず気の通りがいいところに置くor貼るといいようです!
折れ曲がってほしくないから帰るまではクリアファイルでしたが、すこしならいいですよね><
ちなみに願い事ですが人に教えたり見せたりするとよくないそうなのでここには書けません!
私は現在の平和を願ったことを書きましたが、皆さんなら何を書きますか?🙂
普段はできない御守作り、自分で作ったものだとより一層願いが叶いそう。
また夏のこの時期、周防国分寺ではサルスベリの花も見ごろなようですが、勉強不足で把握していなかったため
今回は見ることができませんでした、、、また行こう。
歴史的にも自然的にも楽しめる寺、おススメです!!
御守作り体験以外にも写経体験もできるそうです!
それでは皆さんまた次回お会いしましょう!
-うめてらす売店情報-
周防国分寺でも売られている、限定てぬぐいたおる!
金堂にある四天王像が描かれた、てぬぐいたおるです!
仏像好きにはたまらないものですね、とてもきれいに描かれています。