占手神事(うらてしんじ)は、毎年9月25日に近い日曜日(昔は旧暦の8月15日)周防国一宮玉祖神社(たまのおやじんじゃ)の例祭前夜、境内神門前の石畳の上で行われています。
占手神事の起源は、仲哀(ちゅうあい)天皇が九州の熊襲(くまそ)を攻めた際に軍(いくさ)の吉凶を占ったことが始まりとされています。
所作が相撲に似ているところから「占手相撲」とも言われます。
この神事は西暦1976年(昭和51年)、県の無形民俗文化財に指定されています。また、西暦1997年(平成9年)に、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択されています。
令和5年の玉祖神社例大祭の前夜祭は行われません。本殿祭に続き、占手神事が行われます。
11:00~本殿祭
11:30頃~ 占手神事
その他、子ども神輿、御神幸等が行われます。