西浦のエヒメアヤメ自生南限地帯一般開放

天然記念物・エヒメアヤメの自生地が開花時期に合わせて一般開放されます。

基本情報

エヒメアヤメは4月から5月にかけて直径4㎝ 前後の可憐な藍紫色の花をつけ、茎の長さは10㎝前後、開花時の葉の長さは15㎝から20㎝のアヤメ科の多年草です。
主にアリによる種子の運搬で生育の範囲が広がることから、日本列島と朝鮮半島が陸続きであったことを示す植物学的な証拠とされています。
市内西浦の小茅地区は自生南限地域のひとつとされ、大正14年に国の天然記念物に指定されています。
同地区では一時数が減少しましたが、指定地内の雑草の刈り取りなど、通年にわたる地元保存会の方々の努力により、現在1,700株前後のエヒメアヤメが自生しています。

国の天然記念物エヒメアヤメ自生南限地帯の一つである西浦小茅地区の自生地 が、開花時期にあわせて一般開放されます。

エヒメアヤメ自生南限地帯(外部リンク:文化庁・文化遺産オンライン)

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