英雲荘(国指定史跡萩往還関連遺跡三田尻御茶屋旧構内)

多くの志士が集った幕末の歴史の舞台

西暦1654年(承応3年)萩藩2代藩主毛利綱広(もうりつなひろ)により参勤交代や領内巡視の際の宿泊用や休憩用に建設された藩の公館です。7代藩主毛利重就(もうりしげたか)が隠居後に移り住んだことから、重就の法名にちなみ英雲荘と命名されました。幕末には京都の政変の難を逃れた三条実美などの七卿をはじめ、志士たちが出入りする歴史の舞台となりました。

基本情報

西暦1996年(平成8年)から西暦2011年(平成23年)までの保存修理工事では、建物の各部分それぞれが建設された時代(江戸、明治、大正)にあわせて復元しています。庭園は江戸時代に合わせて復元整備され、大観楼棟と合わせて庭屋一如の空間を感じることができます。

英雲荘外観
写真:英雲荘外観
英雲荘内観1
写真:英雲荘内観1
英雲荘内観2
写真:英雲荘内観2
英雲荘内観3
写真:英雲荘内観3

◆入館料

高校生以上310円、小中学生150円
団体(20名以上)高校生以上250円、小中学生 120円

  • 障害者手帳または療育手帳をお持ちの方と介助の方おひとりは無料です