三田尻御舟倉跡
毛利水軍の根拠地
『御舟倉』とは、藩主が乗る御座船などがあった、毛利水軍御船手組の根拠地のことです。
萩城築城開始の西暦1611年(慶長16年)、萩往還の整備にともない御舟倉が下松から三田尻に移され、周囲には造船や修理のための施設が設けられました。しかし、江戸時代半ばからは陸路での参勤交代が多くなり、周囲の干拓も進み、御舟倉と海は水路で繋がる形になりました。西暦1863年(文久3年)11月に藩は、三田尻御舟倉を『海軍局』と改めました。
現在は水路や通堀の一部を残すのみとなっていますが、警固町や局ノ内等の地名に往時をしのぶことができます。
アクセスマップ
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基本情報
- 名称
三田尻御舟倉跡(みたじりおふなぐらあと)
- 住所
山口県防府市三田尻3-13
- 電話番号
0835-25-2148(一社)防府市観光協会
- アクセス
- 山陽自動車道防府東I.C.から車で15分
- 山陽自動車道防府西I.C.から車で15分
- JR防府駅みなとぐち(南口)から防長バス中浦行きもしくは小田港行き【自力東町】下車徒歩10分
- 駐車場
あり
三田尻公園駐車場が利用できます。